腰痛治療の根本原理

 本日は腰痛の治療について。要はどういう考え方で腰痛治療をするかと言うことです。

 腰痛に対する施術なんて、腰を揉めばいいんじゃないかと思うかもしれませんが、そもそも腰痛の原因とは何か考えたことがあるでしょうか。
 
 原因として考えられることは多々ありますが、一番多いのは腰部のバランスの崩れ、特に仙骨と呼ばれる背骨と繋がった骨がバランスを崩している場合が一番多いのです。

 このバランスを正さなければ、いくら腰の筋肉をもんで筋肉をほぐしても、すぐに元の木阿弥となります。

 この他にも足首、膝のバランスがズレることにより、腰の筋肉に負荷がかかって、結果として腰が痛くなる。

 そのほかにも原因の例などいくらでも考えられるのですが、それらを個別に考えても、きりがありません。

 実際にお客様に向かい合ったら、完全に同じ症状というのは存在しないからです。

 ではどうやったら千差万別な状況に対処を出来るかと考えますと、シンプルに原理原則でものを考える事が必要になってきます。

 腰が痛い、膝が痛いなどどのようなことでも同じなのですが、どのような状況でも、根本原因を見切り、原理原則に則った考え方で対処する必要があるのです。

 明日に続きます。