指が動かないというお客様の場合0622

 本日は指が動かないというお客様のご来店です。

 指が動かないと言っても、背骨や神経が壊れてしまった為完全に動かないというわけではなく、単に指からの筋連動が上手くいっていないというのが実際の所ですので、要はその連動が上手く出来るように調整すればよいと考えれば良いかと思います。

 指の動きというのは、まず中手骨という手の甲にある骨の間にある虫様筋という筋肉を調整するのが最初の一歩になります。

 しかしそれだけではありません。

 手首から肘までの間(前腕)の筋肉も指の動きと関係があります。思いきり拳を握ってみますと、肘のすぐ下が収縮します。
 慣れてきますと小指だけ、親指だけと部位を分けてコントロール出来るようになりますが、この前腕部が狂ってしまう為指が動かないというパターンが実に多いのです。

 それからさらに上腕部、肩関節周辺まで繋がり、さらにひどい場合は首にまで繋がってくることがあります。
 要は首筋、背中、胸、さらに鍛錬が出来ればハラ、足部まで繋がらせることが出来るので、その繋がりを理解、考慮した上でどこでその繋がりを崩しているか、切断させているか、誤動作をしているかを見切ることで問題の箇所を見つけることが出来るのです。

 今回のお客様の場合、首までの間に誤動作を起こしているところが多々ありましたので、これらの修正を行わせて頂きました。

 股のご来店をおまちしております。