■
本日は膝が痛いというお客様のご来店です。
筋肉のこわばりなどの問題が多々あったのですが、一番問題として考えなければならないことは、立つ時の筋肉操作と重心操作が狂ってしまっている為、足から腰にかけて外側部に負荷がかかりすぎておりました。
その為膝を体の機能に沿って使えておらず、膝の外側に負荷が常時かかっておりました。そうなれば誰でもいつかは痛みが生じるようになります。
そういう状況では、施術と共に体の機能に沿った使い方を覚えて頂く必要があります。
まず、施術できちんと筋肉を柔らかくすることが大前提となります。
その後に腿の内側の筋肉(内転筋群)を使うように背筋の使い方と内もも、股の使い方を覚えて、歩き方を改善していくようにします。
なぜそんなことを考えなければならないかと言いますと、立ち方、歩き方を改善しなければ今までと同じように負荷がかかり続けてしまうから、しばらくすれば再び痛みがぶり返してしまうからです。
体の痛みには必ず理由があると考えるべきです。その場で見切れなくても、判らなくても自分に判らないだけでそれは必ずあると考えるべきです。
判らなければそれは理由を追及し、方法を開発するべきであって、まだ自分に足りないものがあるからと考えるべきだと考えております。
そのように自分の足りぬ所、あまいところを少しずつ埋めていくからこそ自分自身の上達があるのです。
またのご来店をおまちしております。