風邪の治りかけでだるいと仰るお客様の場合


 本日は風邪の治りかけのお客様のご来店です。

 別に風邪そのものを治せと言われたわけではありませんが、翌日用事で体を動かさなければならいので、体の節々の痛さやだるさをなんとかしてほしいとのことでした。

 風邪の治りかけといっても、まだ体が弱っておりますので、気を入れて全体を強化する必要があります。

 しかもかなり強めに気を入れたり、調整をしなければならないので、どうしてもいつもより痛みが出てしまうので、そちらの了承を頂いてから本格的に施術を行わせて頂きました。

 全体のバランスと言うことを言いますが、「強弱」というのもバランスの一要素となります。

 例えば筋トレをして、腕の筋肉だけが強くなってしまったとします。しかし、高度に実用的な技術という観点から言えばこの状態は使い物にならないと言って良いと思います。

 どこか一部だけ強いとか、大きい筋肉だけを鍛えた為全体としてみると「まだら模様」のような状態の筋肉などでは高度な技術は出来ません。

 強い所も弱い所も無く、全体が均一の強さになっていることが理想的な状態です。

 こういった様々な要素を含めて全体として観る事が出来るかというのがポイントとなります。

 お客様の方は、きちんと体を使える状態にしましたが、出来れば普通の風邪と同じようにきちんと睡眠を取る、栄養を取ることを忘れないようにして頂くようお願いしました。

 またのご来店をおまちしております。