腕が痛いお客様の場合 0603

 本日は腕が痛いというお客様のご来店です。

 腕が痛いと言ってももちろん原因は多岐にわたりますが、こちらのお客様の場合筋肉のズレと、もっと根本的に脳の勘違いが原因でした。

 脳の勘違いというのは、要は腕をどのように動かすかと言うこと一つとっても無意識領域でプログラムのようなものがあるのですが、そのプログラムそのものが狂ってしまい、効率的に体を使えない、もっとひどくなれば痛みまで感じるようになってしまう状態のことです。

 このプログラムの劣化とでも言う状態は、ほぼ全ての人間に存在します。むしろ「ほぼ」という言葉は必要ないかもしれません。

 日本武道では「形(型)」を修行しますが、その目的を追求しますと、理の習得とこのプログラムの効率化が目的だと考えるべきだと私は思っています。

 こういった状況ではまず筋肉の修正と、気功などによるプログラムの修正、それからどのように動きを間違えてしまっているのか認識して頂くことが対処方法になってきます。
 
 軽度の場合は施術と気功だけでも十分なのですが、ひどい場合は理論と運動によって自分自身で違和感を感じて頂くことが必要になってきます。

 今回のお客様の場合、そこまでひどくはなかったので施術と気功だけでしたがきちんとした腕の動かし方だけは練習して頂きました。

 またのご来店をおまちしております。