指が動きにくいお客様の場合

　本日は指がきちんと動かないというお客様です。

　こちらのお客様、お料理をよくやるそうなのですが、かなり大量に料理をして、包丁を使いすぎると指が痛くなるとのことです。

　しかし指が痛い場合、そこよりも胴体に近い部分に問題がある場合がほとんどです。

　具体的には手の甲の骨の、間にある虫様筋であったり、肘周辺の筋肉であったりします。ひどい場合には、肩の筋肉という場合もあります。
　
　要は指から胴体まで流れがあり、指を使いすぎることによりその流れに滞りが出来る為痛みを感じるようになると言うことです。

　今回の場合は肘周辺の筋肉と、手の甲の筋肉を調整する必要があります。

　これらの筋肉の調整は、普通に指を動かすと痛いという場合から、職人さん、アスリートまで専門的に手を使う人ならば、極めて重要な問題になります。

　要は指を動かすと一言に言っても、指単体で動くと言うことは無く、他の全身の筋肉と連動して動くという事実がある為です。

　最後に手をグーパーに開いたり閉じたりして頂いて、今回の施術を終了させて頂きました。

　またのご来店をおまちしております。