膝が痛いというお客様の場合 0416


 本日は膝が痛いというお客様のご来店です。

 普通の施術ももちろん行いましたが、本日のお客様の場合膝を曲げたり伸ばしたりという運動そのものに問題がありました。

 根本的な話をしてしまいますと、要は普段から足のどの筋肉を使い、どの筋肉を連動させるかという話です。

 実際に膝に痛みを感じる、動かすと痛い、曲げられる範囲が狭くなるようなレベルで悪くなっている場合、多くの場合膝関節を十全に使えない運動構造をしていることがほとんどです。

 具体的には、膝の前側、大腿四頭筋という筋肉群を主に使ってしまい、ハムストリングスという足の裏側の筋肉をきちんと使っていない状態です。

 現代人のほぼ全ての人が実際には体の前側の筋肉を主に使っています。スポーツをしている人など、太ももの前側が丸太のようになっている人は多いと思いますが、これでは体を機能的に使えているとは言えません。

 きちんと足が使えるようになると、腿の裏側の筋肉が大きく、筋肉質になり、前側は柔らかい筋肉になります。
 
 もちろん筋肉がいきなり柔らかくなったりはしませんが、体の裏側の筋肉の使い方と、踵の踏み方で立つ時に体の負担を減らす運動構造に替えることが出来ます。

 今回はこういったどのように体を使って立つかと言うことを覚えて頂き施術を終了させて頂きました。

 またのご来店をおまちしております。