肩が痛いお客様の場合 0525
本日は首が痛いというお客様のご来店です。
こちらのお客様の場合、首の筋肉が固くなっているというのもあるのですが、首周辺の筋膜がズレてしまっているのが痛みの原因でした。
その為筋膜の調整の上で、筋肉をほぐさせて頂きました。
筋膜の調整をする時に一番重要な事は、触れるという事をきちんと理解することです。
ただ体の表面に手のひらを当てて筋膜を調整しようとしても、筋膜は動いてくれません。実際に接触している部分よりも奥をイメージして、皮膚の下ごとずらしていくイメージと言いますか、少し深い部分を点では無く面で動かしてしまう感覚です。
こういった表面では無く奥に力や気を通す技術は、武道では基本技術でありまして、空手では「裏当て」というと言ったりします。
要は接触点からどこまで深く力と気を通すかという話で、それをミリ単位で深さを調整します。
それを打撃で出来るのでしたら、指圧などの技術で応用するのは簡単になります。こういった「理」を使えるのでしたら、応用はいくらでも利くのです。
またのご来店をおまちしております。