肩が痛いお客様の場合 0528

 本日は肩が動かしにくいというお客様のご来店です。 

 こちらのお客様の場合、肩や首の周りの筋肉の調整も必要だったのですが、それ以上に広背筋に調整が必要でした。

 肩が動かないというのになぜ背中や脇にある広背筋の調整が必要かと言われますと、実は広背筋という筋肉は腰、背中、脇と通って上腕骨についている為、広背筋がズレていると肩、腕が動かしにくくなるのです。

 肩の関節は、可動域が大変広く、また複雑な動きが出来る為、大変多くの筋肉が関係し繋がっています。
 その為、同じように肩が痛いと言われても、その都度丁寧に見切りをしてそれにあった対応をする必要があります。
 それが今回は広背筋だったと言うだけの話で、あまりにも多くの原因が想定されるのでたった一つの方法でどんな状況でも対応できるというのは無いと考えるべきだと思います。少なくともプロであるのならば。

 ちなみに、今回の様な状況では、広背筋には脇の下から上腕骨にかけて繋がっておりますので、そこに腱引きをかけて修正をさせて頂きます。

 またのご来店をおまちしております。